すののぬま。

そこに沼があったから。

【すのドラマ】海のはじまり特別編「恋のおしまい」

はい。目黒さんが健康上の理由で芸能活動をお休みしてるということですが…そろそろよくなりましたかね?心配ですね。流れてくる情報からだけでもスケジュールが過密そうな感じだったので…ちゃんと体調整えるだけの休養が取れているといいなあ……

 

というわけでね、本来なら第8話の感想書かなきゃなんだけど(ってかすでに下書きはあるんだけどEMPIREの衝撃で途中で止まってしまっていて)上記の理由で第9話の放送予定が繰り延べになったということで、先に今日見たばかりの特別編の感想行きたいと思います。

 

特別編の内容は、海がまだ2歳?3歳くらいの頃で、水季が津野君を頼るようになってからの話になるんですかね。水季と津野君の間に生まれそうになった恋の話でした。

相変わらず水季と海の生活はなかなか厳しそうで、ちょっとした息抜きをする時間も余裕もなさそうな水季の様子を見て、二人で出かけることを提案する津野君。海を実家に預けて普段よりもおしゃれして津野君と出かける水季。高級レストランではなくファミレスで、水族館は海と行きたいから代わりにプラネタリウム観に行って、時間ができたから家に帰って片付けと作り置きして…という中で交わされるふたりの会話で主に構成されている回でした。水季役の古川さんも津野君役の池松さんも演技巧者だからそりゃもう見応えたっぷりでした。

水季の中には確かに津野君への好意が生まれていて、それは少し恋に傾いていて。津野君の中にも水季に対する好意があって、それはもう恋というか愛というかで。

両片思いじゃん~!ってところから始まったこの会話劇なんだけど、っていうかもう完全に恋愛ハンター水季が津野君を狩りに来てるんか?って思ったんだけど(思わせぶりを超えていたと思う)、まあそれは水季を演じる古川さんの発する艶めかしさが素晴らしく魅力的だったということなんですけど、結局水季は自制して自分の中に生まれそうになった恋をおしまいにした、って結末です。

今にして思えば、だけど、あれだけ自分を投げ出した感のある水季の誘惑にもかかわらず、津野君かなり冷静だったともいえるよね。一時の感情に流されるようなことにはならない理性的なところ、だからこそ水季も津野君ならって思ったんだろうけど、逆にだからこそ水季の気持ちを読み尽くして、水季がおしまいにするなら自分にはそれを覆すだけの力はないって思っちゃったんだろうな…。

 

それにしても。

私やっぱり水季のこと、少し苦手かも。あの自分に酔ってるような言い分とか、ずるいことを自覚しつつ振舞うところとか、すごくわかりすぎて。わかりすぎるから苦手なんだと思う。最後までカッコつけたかった女なんだよな。なるべく誰にも頼らないって姿勢も、そういう強がってる自分が好きで引っ込みがつかなくなるところまで行っちゃったんじゃないかな。そもそも夏と別れたのも「海を選んだから」だというけれど、男に頼らない自分がカッコいいって思っちゃったんじゃないのかな……とまあ、水季については最後まで見ても好きになれるかどうかわからないんだけれど、別に好きにならなくてもドラマだから面白ければいいのでね、この先どうなりますことか…。まあでも水季って同性の友達少なそうだよね。そういうところには共感します(苦笑)

 

というわけでね、今日は主に水季と津野君の「恋のおしまい」の話だったんですが、ラスト付近に差し挟まれた「一方その頃夏くんは…」が、弥生ちゃんと知り合ったばかりで「恋のはじまり」っぽかったのが、実にエグかったですね……脚本鬼か(褒めてます。

 

今回は以上です。次回9話放送までに8話の感想もアップしまーす!